もう「状況によるよね」禁句にする
これ、よくないなって思ったので禁句にしようと思います。
「状況によるよね」は結構正しい。
いきなり、タイトルと違うことを言うのですが、何事も「状況による」ってのは結構正しいです。
ちょうど昨日、下記のブログを書いたのでこれを例にしてみます。 ここにはAndroidのプログラミングにおける設計手法を書いたのですが、やっぱりどんな環境にも適している訳ではありません。 特に規模が小さいアプリの場合はただ単に冗長となってしまうし、Viewにおける機能の配置が頻繁に変わる場合はMVPという手法も合わなくなることがあります。
つまるところ「状況による」のです。
また、ちょっと前のtechcrunchのこの記事。
すごく全体的に賛同できた良記事でした。
そして、この中でこう言ってます。
何が正しいのか?いつも答えは決まっている。その状況によるのだ。
僕もそう思います。
使いすぎると答えが全て「状況によるよね」になる
ただこの正しい言葉、使いすぎてしまうと、思考整理をしようと思ってもこの漠然と正しい答えしかでず、具体的な答えは全く見えなくなってしまいます。
ただの思考停止です。
状況によるのは正しいんですが、「自分の状況」に当てはめて考えることもできるはずだし、「自分の状況」に該当しなくてもメジャーなケースは想像できるはず。
ふっとした疑問に瞬発的に「状況による」からまぁいいかという癖がつく。本当によくないです。
少し前に「お前らエンジニアは非エンジニアをバカにしすぎなんだよ」ってコメントを見かけました。
これがすごく心に残って「本当にそうなのかな?本当にそうなら何でだろう?違うならどうして勘違いしてるんだろう?」と考えようとしたんですが、どれも「状況によるしなぁ」となって考えてるのをやめてしまっていました。
そして、「ハッ!」として今ブログを書いているわけなんです。
ということで禁句にしてみます
改めて自分のツイートを見直してみると、本当に使ってるなぁ、これ。
使いまくりやないか。
もっとこういう場合ならこうで、ああいう場合ならああでって具体的に言えたほうがよかったんじゃないかと反省。
確かに状況によるんだけど、自分らはもっと具体的な状況にいるわけなんだからそこに当てはめて考えるようにします!
反省!