アナログ金木犀

つれづれなるまままにつれづれする

SHIROBAKOへの感謝と冒頭の高校時代のシーンについて

前置き

こんにちは、kgmyshinです。

今年もSHIROBAKO Advent Calendar始まりましたね。 頑張って書いていきたいと思います。

SHIROBAKOが放映されていたのは2014年10月から2015年3月までです。 当時放映されてた時は毎週楽しみに視聴し、次の回まで @konifar さんと話したりして、次の回よ早く来てくれと悶えてました。 また放映終了後は劇中に出てくる居酒屋柗亭に @konifar さん、 @shanonim、 @red_fat_darumaの4人で月一で足しげく通うこと4年目。 月日が経つのは早いものです。

変な話、SHIROBAKOに出会って以降、昇格したり、年収は上がったり、転職できたり、宝くじ1に当たったりしました。 自分ではありませんが、恋人ができた人もいます。 流石に宝くじは因果関係は無いかもしれませんが、それ以外のことについては正直全く因果関係がないとは言い切れません。 というのも、前述通りSHIROBAKOきっかけに柗亭に通うようになったのですが、 柗亭は自分にとって技術的な話、人間関係の相談、恋愛相談から愚痴まで様々なことを話しては切磋琢磨する場となっていたように思います。 悩んでるときにSHIROBAKOのとあるシーンが浮かぶことが多くありました。

「平岡みたいなやつ、どう扱えばいいんだよ...」

「こういう時に太郎がいれば...!」

「宮森の素直さ見習っていこうな」

「やっぱり杉江さんはかっけぇ、、、ああいう大人になりたい」

「ナベPみたいに飄々としたい」

「絵麻可愛い」

自分という人間を作っているものの小さく無いところをSHIROBAKOが、またそれをきっかけに得たものが占めており、それが諸々いい結果につながった可能性もあるのです。

ありがとう、SHIROBAKO。劇場版本当に楽しみにしてるし、これからもよろしくな。

それにしても劇場版どうなるんでしょうね。設定資料集にプロデューサの川瀬さんと堀越さんへのインタビューにこういうやりとりを見つけたのでちょっと抜粋して見ます(結構端折ってます)。

-- 続編の可能性は?

川瀬 「ないんじゃないかな?(笑)」

堀越 「あおいがあれ以上成長してしまうとさらに地味になり、少し生臭い部分にも触れてしまう。」

川瀬 「個人的に考えたことですが、やるとしたら、、、「第三飛行少女隊」がヒットして、劇場の話がでる。途端ナベPが倒れてしまう。プロデューサー代理として彼女が七転八倒しながら劇場版を作る、みたいな話ですね。」

川瀬 「劇場版で劇場版を作るというのは、ちょっと面白いいかなと思います。」

はてさて、川瀬さんの4年越しの思いは届くのでしょうか。ちなみにこの設定資料集の次の水島監督のインタビューにある下記は実現しましたね。

水島 「イベントをやるというのはどうでしょう?ステージをつくって「SHIROBAKO音頭」というのは?」

前置きが長くなってしまったので、本編は軽めにしたいと思います。

冒頭の高校時代のシーンについて

第一話の冒頭4分10秒の話です。

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(ちなみにこの絵麻のめずらしく眉毛がつり上がってる表情めちゃくちゃ可愛くないですか?全編通して二番目に好きです)

この約4分間をサマるとこうでしょうか。

メインキャラクター5人がアニメーション同好会で文化祭に向けてアニメ「神仏混淆 七福神」を制作。 文化祭は無事成功し、あおい達の卒業時に5人で東京でアニメ制作することを誓う。

ちなみに、このプロローグは「どんどんドーナツどーんと行こう(アニメ作るぞの意)」からシーンが始まり、「どんどんドーナツどーんと行こう(将来一緒にアニメ作るぞの意)」で終わります。そして「二年半後...」と本編に入っていきます。

この約4分間は本当に重要で、これによって視聴者は 5人は一緒にアニメを作ることができるのか!? と考えるようになり、すんなりと物語本編に入っていくことができます。

またそれだけでなく、ここではいろんなフラグや設定も散りばめられてます。

ズカちゃんフラグ

しずか 「声優志望なんてもんの凄い倍率だしさ〜」

という一言ですが、そのままリアルに身に沁みることとなります。

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はい。

「描け」

想像ですが、時にはネガティブだけどもコツコツとストイックにこなす絵麻が飾ったのかなと思います。

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設定資料集だと左下に名前かハンコみたいなものがあったのですが、アニメではないですね。 勝手に絵麻だと決めつけてますが、絵麻らしさが出てていいですね。

絵麻と親

絵麻の親がアニメーターへの道を認めてくれないというシーン、そして口では言えないから手紙で伝えたらとうとう条件付きで許してくれたというシーンもありました。 下記の記事でも触れたので深くは触れませんが、後々の布石としてなくてはならない大事なシーンです。

この約4分間をしっかり物語にした漫画あるのですが、絵麻と親についてはこの漫画でもう少し詳細に描かれていました。

最後に

最後に約4分間、本当に無駄なシーン一つないのですが、一個だけ「ん?そういえば、このシーンいる?」というのを紹介して、この記事の締めとしたいと思います。 夏にみんなで作業しているシーンです。

あおい 「へぇ、今日東京36度だって〜」

りー  「こっちはまだましっすかー」

しずか 「絶対、向こう行ったら、エアコンのある家に住もうね、絵麻!」

(自分)「(なんで突然絵麻にふった?)」

...エアコン...?

...

...

そういうフラグやめて!!!!!!2

これに関しては、フラグを立てたズカちゃんに少しオコです。

現場からは以上です。


  1. なんとなく買ったスクラッチで数万円あたりました

  2. 絵麻の部屋は4畳半トイレ風呂なしと言われており、エアコンもありません。設定資料集を見てもエアコンは確実にありません。