アナログ金木犀

つれづれなるまままにつれづれする

一人旅してきた

9/28(木),29(金)に一泊二日の一人旅してきた。

場所は平湯温泉深山桜庵という場所。

写真をとる習慣が無いためか、写真はほとんど撮ってない。

唯一撮ったのが下記(本当にどうでもいい写真)だけで、肝心の宿や食事や部屋自体は全く撮るのを忘れていた。

今回は初めての一人旅だった。

疲れがどうにも取れずに思い切って有給をとり自然に囲まれた場所で温泉に浸かりたいなと思ったのがきっかけだった。

ご飯はすごい美味しかったし、温泉は最高だった。

季節的にまだ少し暑いから温泉は微妙かな?と思ったが、行った時にはちょうど気温が低くなり始めた時期になっていた。露天風呂では浸かっている部分は温かく、浸かってない部分はすこし寒いという自分の中では永遠に風呂に入っていられる条件が揃っていた。

温泉を浸かったあとは、湯上り処で無料配布している牛乳 / コーヒー牛乳を飲むこともできる。

夜ご飯は 17時半からと20時からのどちらかを先着で選べる。僕は20時からの方を選んだが、もし行く人がいれば17時半の方をオススメしようと思う。 なぜなら22時から23時までの間に夜鳴きそばというラーメンを無料配布しているからだ。食い意地がはってる自分でも20時に満腹度120%になる食事を食べた2時間後にラーメンを食べる食欲はなかった。ラーメンを食べるために17時半を選ぶべきだった。

ラーメンを食べるミッションをクリアできなかった以外は、大満足大満喫な一人旅行だった。

その初めての一人旅を体験して思ったことがあるので書き記しておこうと思う。

昔、「自分探し」という言葉があまり好きじゃなかった。というのも、〈今の自分をただただ認めたくない人の逃げの行為〉だと考えていて、その行為に嫌悪感を抱いていたんだと思う。最近の僕は「自分探し?いいんじゃない?楽しんできなっせ」くらいには嫌悪感は薄れてたけども、まぁ少なからず根っこには残ってた。

それが、一人旅をしてすこし考えが変わった。

一人で旅をすると、社会の雑念とかしがらみとか全くなしの場所で本当に一人になるので、全意識を自分に(半ば強制的に)向けられるということに気づいた。

最近特になのだが、自分の将来像をなかなかイメージすることができてなかった。 「自分は何をしたいんだっけ?」という問いに対して、無意識的にしがらみとか本来どうでもいいことが入ってきてたみたいで回答を出すのに変な矛盾を解決しなければならない状態になってしまっていたんだと思う。一人旅ではそういう雑念が剥がれて、クリアに考えられた。再確認できた。あぁ、やっぱりそういうことだよね、みたいな。

その回答みたいなのが出てきたときに「あ、これが『自分探し』か!」と一人で変に納得した。

そんな旅だった。

一人旅も良かったが、今度は彼女と行こうと思う。